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TIWマガジン「投資の眼」

おしえてアナリスト

投資判断の基準となる適正PERについて ~服部隆生シニアアナリストの回答~

Q 質問

よく「PERが高い」とか逆に「PERが低い」とかが投資判断の基準のひとつにされております。それでは、高くもない、低くもない、言ってみれば当該企業の経営状態に見合った適正な数値はどの辺りと考えればよいのでしょうか。

A 答え

PERが20倍ということは、その株式への投資が20年で回収されると見ているわけですが、当たり前ながら、今後の収益成長見通しによって大きく変わってきます。PEGレシオは更に利益成長率を加味した指標で、向こう3年間は年率3%成長する会社と年率50%利益の伸びる会社とでは格段に違って当然かと思われます。
 
一般的に、収益環境の異なる業種・業態によってPERの水準は違ってくる他、CapitalStructure(Debtとキャピタルの資本構成・財務構造)によっても変わってきます。
 
実際に株価の割安などを判断するべき場面においては、PERは同業他社比較、或いは当該会社のヒストリカルで見たPERの水準と比べてどうか、などといった使い方が多いでしょう。

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