●東洋ゴム工業(5105)【 2+→ 2+】
「今期は踊り場入りを想定も会社計画は保守的な印象が強い」
15/12期は北米でのSUV用タイヤ販売好調、原材料安、為替のプラス果などで価格下落影響などを吸収し大幅増益16/12期はタイヤ販本数で国内外での新車用増加、欧米を中心とした市販用増などを定し大幅増を想定。また、前期に続き原材料安効果を見込む。かし、価格下落、生産や販売体制強化に伴う先行費用増などの益影響が響き2桁営業減益を計画。
予想ROE:15.0% PBR:1.4倍、来期予想PER:5.9倍、来期予想EPS成長率:36%
Fモデルによる理論株価:3718円(3月7日by高田悟)
●フジ・コーポレーション(7605)【 新規→ 2+】
「厳しい市場環境の変化及び今後の市場拡大に対応する体制が出来上がった」
投資判断を「2+」として新規カバー開始。3月4日に発表された16/10期Q(11-1月)は、売上高105億円(前年同期比4%増)、営業利益13億(同2.8%減)と増収減益であった。タイヤ市場が数年来価格低下傾にあり、かつ今冬は暖冬のため収益性の高い冬タイヤが不調であっが増収を確保し、売上高総利益率を前年並みに維持した。
予想ROE:17.7% PBR:1.7倍、来期予想PER:9.2倍、来期予想EPS成長率:9%
Fモデルによる理論株価:2714円(3月9日by山方秀之)