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今週の注目レポート

ブリヂストン(5108) 富士重工業(7270) グラファイトデザイン(7847)

2014年07月18日

●ブリヂストン(5108) 【2+ → 2+】
「業績は堅調だが鉱山用超大型タイヤ低調が懸念として残る。株価見通しはアウトパフォームを維持」

超大型タイヤ低迷から戦略商品の会社販売見通しには過大感があるが、円安持続、天然ゴム安持続、乗用車用市販用タイヤ回復傾向、価格低下圧力緩和、上期の会社計画過達見込み、などから会社計画過達を見込んだ14年12月期TIW通期予想は現時点では据え置く。

予想ROE:15.1%、PBR:1.7倍、来期予想PER:9.0倍、来期予想EPS成長率:+9%
Fモデルによる理論株価:5,098円
(7月16日  by 高田 悟)


●富士重工業(7270) 【1  → 1 】
「第1四半期は順調に発進したと見る。商品力主導による成長が持続。株価見通しは強気を維持」

7月17日付け日本経済新新聞は同社の15年3月期第1四半期(4-6月)の営業利益が北米における販売好調などにより前年同期比15%増の800億円程度となり、第1四半期としては過去最高となったようだと報じた。市場コンセンサス、TIW予想805億円に沿う線であり、この報道の市場影響は限定的と考える。

予想ROE:24.3%、PBR:3.0倍、来期予想PER:9.5倍、来期予想EPS成長率:+4%
Fモデルによる理論株価:3,735円
(7月17日  by 高田 悟)

●グラファイトデザイン(7847) 【1  → 1 】
「株価上昇ポテンシャルは極めて大きい。株価見通しは強気を維持」

14年5月末現在の純現預金(現預金−有利子負債)22億円であり、時価総額の約半分のウエイトを占める。売上、利益は下期にウエイトが高いことから当面は模様眺めの展開が予想されるが、良好な業績が確認されるのを受けて水準訂正が見込める。15年2月期中に累損が一掃される見通しであるが、その後の配当政策が注目されよう。

予想ROE:17.3%、PBR:1.3倍、来期予想PER:6.6倍、来期予想EPS成長率:▲3%
Fモデルによる理論株価:1,640円
(7月18日  by 藤根 靖晃)

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