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今週の注目レポート

ナカニシ(7716) プロトコーポレーション(4298) 江守商事(9963)

2013年12月27日

ナカニシ(7716)
同社は歯科用機器市場で高い製品競争力を有しており、近年の円高環境下でも海外でシェアを高めてきた。13/12期3Q累計(1-9月)は、前年同期比11%増収、9%営業増益で、概ねTIWの想定線の推移といえる。主力の歯科製品が欧州で好調を維持している上に、円安のプラス影響も寄与。株価は上昇余地があると考え「アウトパフォーム」の見通しを据え置く。
ROE 11.85%、PBR 2.01倍、来期予想PER 15.4倍、来期予想EPS成長率 10%
〔12月25日、担当:服部 隆生、Analyst Impression  2+→2+〕

プロトコーポレーション(4298)

14/3期上期の売上高はM&Aにより大幅増収となったが、営業利益は成長に向けた費用が先行する中、前年同期比17%減の24.5億円となった。しかし主力の自動車関連情報では取引社数の拡大が図れており、さらに外部環境の改善から既存事業の堅調が想定されることより下期は先行費用を吸収、増益を予想、通期で会社が計画する2桁増益は可能とみる。
ROE 10.84%、PBR 1.20倍、来期予想PER 8.8倍、来期予想EPS成長率 20%
〔12月27日、担当:高田 悟、Analyst Impression  1→1〕

江守商事(9963)
現在の株価には割安感が強い。レバレッジの大きい商社ビジネスであることや中国集中のリスクを考慮しても、現在の株価は評価不足といえるだろう。14/3期上期は、前年同期比50%増収、営業利益は同2.1倍の27億円で、中国を中心にアジアの内需の成長を取り込む形で、中期的に2桁の収益成長を継続できる可能性が高いとTIWでは見ている。
ROE 20.66%、PBR 1.29倍、来期予想PER 6.6倍、来期予想EPS成長率 12%
〔12月27日、担当:服部 隆生、Analyst Impression  2+→1〕

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