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死にたくなければ女医を選べ - Forever Young-

2017年01月13日

新年早々冴えない話だが、この正月は寝込んでしまった。大晦日の昼過ぎぐらいから喉が痛くなり鼻がムズムズする。医者は休みだし、市販の風邪薬を買って飲もうかと思った。しかし、疲れを癒せば治るかもしれないと思い止まり、家族にも近寄らず一人布団に包まっていた。結局、改善しないので先週の土曜、かかりつけの女性内科医を訪ねた。新年の挨拶、世間話に続き、「最近、やってなかったわよね」と言われ、血液を採られてしまった。明日は結果を見てお説教をされなければよいのだが。このところ、不摂生が続いていたので。

そんな今日、「(死にたくなければ女医を選べ)日本人の論文が米で大反響」というヤフーのニュースが目に留まった。米国では男性よりも女性医師に診察・治療してもらう方が、患者の病状の医学的な見通し(予後)が良好になることが米有名大学大学院日本人研究員のチームの統計調査で分かったという内容だ。2011年から14年に全米の急性期病院に入院した高齢者約130万人分のデータを解析し明らかになったとのことである。女性医師が軽症患者を診ていた可能性も否定できないとして、医師と患者の双方が相手を選べない環境に限った調査も実施しており、その場合でも男性より女性医師の方が良好という結果が得られたため、統計的にも有意だとしている。

同調査、研究では、こうした違いが生じる理由の解明までは試みてはおらず、なぜ女性の方が男性医師よりも患者の予後が良いのかは明らかではない。ただし、これまで研究では、女性が男性医師よりも臨床基準により詳細に沿う傾向があること、さらにはより患者中心のコミュニケーションを図ることなどがわかっている。このため、このようにガイドラインの順守率などが高く、患者とよく話し、専門医によく相談する女性医師の傾向が功を奏した可能性があるとの見方ができるという。

筆者より少し若く、子供の頃から顔見知りだったよしみでもうずいぶん長くお世話になっている。長年、筆者の健康と向き合ってきていただいた中でこの統計および分析はかなり的を射ているような気がする。明日は悪い症状が何も出なければ良いが、健康管理に関しては正しい選択ができているのかもしれないと思い、感謝する一方で、早々に体調を崩したこともあり、今年は健康第一、強靭でタフな体、心づくりに努めることにしよう。

Written by Forever Young
 

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