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TIW Cafe

昭和酒場探訪 -wildernesswolf-

2017年01月27日

最近荻窪(おぎくぼ)に嵌まっている。

荻窪は、中央線快速停車駅であると同時に地下鉄丸の内線の始発駅であるにも関わらず、再開発が殆ど行われておらず(北口のターミナルは改築されたが)、30年前とあまり変わらない佇まいをとどめている。
築40?50年くらい経過した建物も多く、写真をお見せできないのが残念であるが、まばゆいまでに昭和の風景がそこに厳然と在る。安い焼き鳥や、立ち飲みやが多く存在し、それが駅から徒歩1?3分の場所にある。ちょっと裏路地に入れば、古いテレビドラマ(例えば「俺たちの旅」中村雅俊主演)を見ているような錯覚を感じるくらいである。
かも安い。普通のお店でも焼き鳥150円(安いところは80円)。地方の方からすれば特別安い値段ではないかもしれないが、新宿から電車で10分の駅前立地でこの値段である。
地元の方に聞くと、同じ沿線の高円寺や西荻窪と比べても価格帯は安いそうである。
加えて面白い特徴がある。1人客(おひとりさま)が中心のお店が多いのである。男性だけでなく、女性の1人客もそこそこ多い(女性客を目当てに行っているわけではありません、念のため)。もちろん、お店側が意識的に1人客をターゲットにしているのではないのだろうが、街全体でそういう風土が出来上がっているようだ。

TIWのオフィスのある九段下からでも30分以内、少々の時間と電車賃を使っても懐かしい居心地の良さに出会える。
焼鳥好きの酒飲みの方は、騙されたと思って一度行かれてみることをお奨めしたい。

wildernesswolf

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