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ご利益の多い、ドラマ活用法について -ドラマ太郎-

2012年07月13日

筆者は「24」など有名米国ドラマを鑑賞し、日本ドラマに無い面白さを感じて以来、継続的に米国ドラマを見るようになった。
最近のトレンドは(あくまでも個人的な感想です)、どうやら9.11以降は「フレンズ」などの若者を中心とした文化からホームドラマやチームで何らかの事件を解決する系統の作品が増加した気がする。

ファミリーや仲間を大事にする原点回帰な感覚は一個人としても、素直に共感できる次第である。
結果的にだが、内容も、より現実的な背景を持った作品が増えたもようであり、ドラマ鑑賞の年齢層に幅が出て来ることで、全体の視聴者層は却って増えたのではないかと推測している。
基本的な業界構造として、米国ドラマは潤沢な資金と優秀な脚本で長期ヒットを狙うビジネスモデルである。その為、米国でヒット作に位置する幾つかの作品は、作品毎に独特の魅力が存在する(勿論、米国ドラマ全てが良いわけではなく、”米国”に固執する必要もありません。中には何故放送禁止にならないのだろう、と本気で考えてしまう米国作品も現実に存在します)。

さて、今回は社会人でも、ある程度満足の出来るであろう、コンテンツである”米国ドラマ”を如何に生活向上に役立てられるかという点でコラムを展開したい。
まず、趣味とする利点としては、面白い米国ドラマは長期の連載を視野に入れている為、どのシーズンから見始めても、熱中してくればシーズン1から見直しとなる事である。
一見余計に金銭がかかってくるだけに見えるが、個人のペースで鑑賞する頻度を調整できるし、ヒット作は多くの人が鑑賞し続けているので、ある程度メジャーなヒット作であれば、他のドラマファンのラインアップに入っている可能性が十分に考えられるだろう。仮に初対面であっても、ドラマファンと会った際には話題に事欠かないのではないだろうか。
第二に、ドラマは45分でキリ良く終わる為、空いた時間で鑑賞がし易い。更には、ストレス解消(個人的な感想です)にも有効なだけではなく、直ぐに次が見たいという常習性が多分にある。
最近の利用法の一つとして、ジムなどに運動しに行く場合に、前もって”Hulu”(米国大手の有料オンライン動画システム)と契約し(月額980円)、ipadで映画やドラマを鑑賞しながら比較的長時間、ランニングマシンやエアバイク等のエクササイズを行う利用者も増えてきたようだ。(ご参照→ http://www2.hulu.jp/#/?ver=1 )。
軽いジョギングで30分と言うと、大体4?2キロ程度の走行距離になると思うが、毎週継続してジムに行く人々にとっては、常に忍耐心が試される場面も多いだろう。しかし、上記サービスを利用すれば、調子が良いときには、1時間以上でも走り続けることが可能と考える。

以上、話題性やストレス解消、活用次第では楽しく体力づくりが出来る等、忙しい社会人に打ってつけのコンテンツだと思うが、気分転換に是非試されてみては如何だろうか。

最後に、筆者が非常に気に入っている作品を2つ、ご参考に紹介する。
1つは「バーン・ノーティス」、もう1点は「ホワイトカラー」である。
どちらも共通しているのが、(1)作中に出て来るメインキャラクターが30代以降であり、現実的な思考法をする(2)地域ごとの文化を良く紹介してくれ(前者はフロリダ、後者はニューヨークが舞台)、(3)直面する問題に無理難題が多く、(4)人間関係に重点を置くヒューマンドラマ、(5)解決はチームプレー、などが挙げられる。
具体的なシーンとして、勿論アクションもあるが、現地固有の食事風景や景色(必ず綺麗な風景を紹介してくれる。フロリダならマイアミビーチなど)、1人ではなく必ず仲間と連携するなど、文化的な側面や社会的な場面もあるので、現地の人々の価値観もわかり易い(映画のように主人公はスーパーマンでは無く、日常的な所も共感しやすいです)。
付け加えて、前者は内容がスパイ物、後者は美術品が絡むため、防犯や美術に関する話題も勉強が出来るなど、単に作品の面白さだけではなく、普段接することの無い情報を多数示唆してくれる等、様々な楽しみ方が可能である。

Written by ドラマ太郎

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