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ブラック企業について考えてみたら法律の話になりそうだ -ぽじてぃぶろー-

2013年10月04日

現在使われているブラック企業とは雇われ人に不満の多い企業のことを指すようだ。情報発信が容易になったからであろうが、ネットや雑誌で話題になり映画もでき拡散している。情報発信者は、当事者を取材しているジャーナリストだったり、何かの団体だったり、弁護士だったりと、要は飯のタネだ。広がりを持つのは、興味がもちやすく、手軽な題材なのだろう。法的な解決法以外は、当事者の話を聞いて(空想でも)好き勝手書ける。習得すべきものは少なそうだ。その人の感性で論じればいいのだから。

「女工哀史」のころから雇われる側の不満は大きい。ブラック企業云々と様々な企業が槍玉にあがっているため、勤務問題における自殺者殺が増えているのかと思った。しかし、増えてはいない。勤務問題からストレスでの健康問題や経済問題への移行は考えられるが、直近の平成24年版でも1健康問題、2経済・生活問題、3家庭問題、4勤務問題で順位に変動はない。

ブラック企業と思うなら、辞めればよいのでは?自分で稼ぐように必死に努力すれば?とも思う。きっと多くの人は自分で稼ごうとすると1人ブラック企業になるのではないのかと思ってしまう。現状を捨てられない、不満は言いたい、誰かと比較して優遇されないのが許せない、優しくしてくれない、など煩悩が障害となってそうだ。

この問題は意識の問題が大きそうだ。働く場所で1番になる、あの人を抜かそう、ベストを尽くしてみたが適正がないと認識する、などなど、まずは考えて行動できる問題が多そうだ。それも嫌なら逃げればいいと思う。捨てることができれば生きていくことはできるだろう。

ブラック企業は厚生労働省が電話相談窓口を設置するなど社会問題となり、規制の話になるそうだ。規制がないと「女工哀史」になりそうな状況だからか、法律を制定する動きがでるかもしれない。法律の話になると、自然法?人定法までの人の立ち居地の根本的な問題になりそうだ、くわばら、くわばら。

Written by ぽじてぃぶろー

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