プレス・樹脂見通し悪化から営業利益計画を下方修正
<投資評価は「2」(Neutral)へ引き下げる>
1Q(4-6月)決算公表時に上方修正した25/3期通期営業利益計画を主にプレス・樹脂の利益見通し悪化により上期(4-9月)決算公表時点で下方修正したことがネガティブであり当面、株価の重しになるとTIWはみることから投資評価を引き下げる。ただし、TIWでは今上期を底に下期(10—3月)は上期から回復を想定し、26/3期以降は今期の減益要因の改善(プレス・樹脂事業での主要顧客の新型車立上げ増加、プレス新工場の稼働向上、タイプ切り替えにより一旦悪化するバルブ事業でのTPMS製品の採算改善等)が見込めることや、プレス・樹脂、バルブともに受注見通しが堅調なことなどから増益基調に転じるとみることに加え、実績PBR0.52倍などの株価指標面にも割安感が強いことなどから投資評価は引き下げとはいえ「2」(中立)にとどめる。
"・・・(高田 悟)
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2024年10月29日 掲載