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今週の注目レポート

大阪ソーダ(4046)第一実業(8059) フジ・コーポレーション(7605)

2016年06月10日

●大阪ソーダ(4046)【 新規→ 2+】
「来期以降のヘルスケア分野・機能化学品の新製品に期待」
16/3期は売上高1,021億円(前期比0.7%増)、営業利益64億円(前期
比24.6%増)と6期連続増収、4期連続増益で着地。内容は基礎化学
品、機能化学品ともに販売単価下落に見舞われたが数量増とコストダ
ウンによって増益を維持した。
予想ROE:8.4% PBR:0.9倍、来期予想PER:9.3倍、来期予想EPS成長率:12%
Fモデルによる理論株価:585円(6月7日by山方秀之)

●第一実業(8059)【 2+→ 2+】
「新中期経営計画を策定、増収増益が続く見通し」
16/3期は不測のコスト増もあり、減収減益を余儀なくされたが、カスタマ
イズ商品の成長などから収益力は上昇基調にあり、今17/3期以降、
中期的にも着実な増収増益が期待される。財務内容も充実しており、
PER、ROEなど収益・財務の諸指標はいずれも割安な水準にあると
判断される。このため、投資判断は引き続き「2+」とする。
ROE:7.4% PBR:0.8倍、来期予想PER:9.1倍、来期予想EPS成長率:11%
Fモデルによる理論株価:938円(6月8日by杉山勝彦)

●フジ・コーポレーション(7605)【 2+→ 2+】
「市場環境厳しいが店舗運営の強みを活かし確実に市場シェア拡大」
6月6日に発表された16/10期2Q累計(11-4月)は、売上高175億円
(前年同期比4.8%増)、営業利益18億円(前年同期比0.3%減)と
増収営業減益であった。増収の理由は、価格や品揃えを評価された
通販売上の増加と2Qに回復した店舗売上が主な理由である。減益の
理由は、キャンペーン費用の積み増しによる販売管理費の増加である。
予想ROE:17.7% PBR:1.6倍、来期予想PER:8.9倍、来期予想EPS成長率:9%
Fモデルによる理論株価:2767円(6月9日by山方秀之)

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