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今週の注目レポート

ステップ(9795)日本リビング保証(7320)テンポイノベーション(3484)

2019年05月24日

 ●ステップ(9795)【 2+→2+】
「横浜戦略1年目で大きな成果」
今2Qは合格者実績が出るため非常に重要な決算であった。ポイントは同社が掲げている横浜戦略のうち最も重要である横浜翠嵐高校への合格者数トップ及び受験生合格率トップを達成したことがあげられる。合格者数は123名と昨年比46名増やし(昨年の1位、2位であった湘南ゼミナールと臨海セミナーは合わせて54名合格者を減らした)、合格率も82%とステップ以外の合格率46.2%を大きく上回った(ちなみに翠嵐希望生徒で合格確率が低い生徒への他校受験を進めることなどは行っていない)。
予想ROE:9.4% PBR:1.3倍、来期予想PER:13.0倍、来期予想EPS成長率:1%
Fモデルによる理論株価:1,728円(5月21日by山方秀之)

●日本リビング保証(7320)【 1→1】
「3Qは販売管理費増から利益伸び悩むものの、新規契約は順調」
19/6期3Q業績は、売上高1,100百万円(前年同期比+20.8%)、営業利益116百万円(同+5.1%)であった。営業利益の伸びが低くなったのは、3Q(1-3月)に人員拡充(10名程度)を行ったことによる人件費増や採用費計上、加えて期末賞与の引当を行ったことによる(前年は4Qにのみ計上したが、当期は3Q、4Qに計上する)。3Q(1-3月)の新規保証金額獲得は、438百万円と前年同期比+4.5%と安定的に伸びた。3Q末の保証契約残高は4,170百万円となり前年同期より25.5%増加した。
予想ROE:33.4% PBR:10.4倍、来期予想PER:26.0倍、来期予想EPS成長率:33%
Fモデルによる理論株価:939円(5月23日by藤根靖昊)

●テンポイノベーション(3484)【 1→1】
「20/3期は高成長持続のために積極的に販管費を支出」
19/3期決算(5/9発表・5/23説明会)は、前期比で売上高+23.0%、営業利益+84.8%と好調に着地。ただし、営業利益が大きく伸びた背景には、人員採用が思うように進まなかったことや、役員賞与を給与化することによって、当期に費用が発生しなかったというマイナス要素もあった。そのため、20/3期に販管費の大幅増を見込んでいる。
予想ROE:23.5% PBR:7.2倍、来期予想PER:20.8倍、来期予想EPS成長率:25%
Fモデルによる理論株価:1,166円(5月24日by藤根靖昊)

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