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今週の注目レポート

椿本チエイン(6371)ミネベアミツミ(6479)プレミアグループ(7199)

2018年08月17日

 ●椿本チエイン(6371)【 2+→1】
「各事業で揃って受注が好調、1Qは2桁営業増益で発進、早くも計画を上方修正」
投資評価を今般「1」へ引き上げる。目標株価は堅調な業績見通しから19/3期TIW予想PERで15倍程度の株価は許容可能と考え1,260円とする。好発進と買収影響などにより19/3期営業利益計画は上期8億円、通期4億円上方修正。2Q(7-9月)以降見通しを保守的(想定悪化部分のみ勘案もよう)と考え新計画過達予想。
予想ROE:9.1% PBR:1.1倍、来期予想PER:10.4倍、来期予想EPS成長率:13%
株価(8/17終値):977円 Fモデルによる理論株価:1,246円(8月13日by高田悟)

●ミネベアミツミ(6479)【 2+→2+】
「ボールベアリングは過去最高の外販・生産数量を更新」
19/3期1Q(4-6月)は、売上2,130億円(前年同期比9%増)、営業利益142億円(同14%減)。営業利益は計画を約40億円上回った模様。主力製品のボールベアリングの外販、及び生産数量の過去最高を更新するなど機械加工品が好調な他、ミツミ事業も不需要期ながら収益は計画を上振れた。次期スマホ向けLEDバックライトの準備も整いつつあるようで、総じて1Qは順調なスタートを切ったとTIWでは捉えている。
予想ROE:16.7% PBR:2.3倍、来期予想PER:11.6倍、来期予想EPS成長率:4%
株価(8/17終値):1,919円 Fモデルによる理論株価:1,983円(8月16日by服部隆生)

●プレミアグループ(7199)【 2+→2+】
「19/3期は順調に発進、自動車ローン、車両故障保証ともに取扱高が大幅増」
19/3期1Q(4-6月)決算を発表。1Qはクレジット及びワランティ取扱高がともに大幅に増加したことに加え、低水準の延滞債権率堅持により、税前利益が実質(前年の一過性利益〔デリバティブ評価益〕や今期の会計基準変更〔IFRS第9号適用〕の
影響を除く同一条件での比較)大幅増益となったことが評価できる。1Qの順調な発進、成長の勢いなどから税前利益で実質(前期の一過性利益の影響を除く)2桁増益を見込む同社通期計画は過達が見込めよう。
予想ROE:22.2% PBR:5.5倍、来期予想PER:14.7倍、来期予想EPS成長率:16%
株価(8/17終値):3,970円 Fモデルによる理論株価:2,270円(8月17日by高田悟)

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