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今週の注目レポート

JCU(4975)朝日ラバー(5162)豊田通商(8015)

2018年08月10日

 ●JCU(4975)【 1→1】
「1Qは装置事業が増収増益の牽引役となった」
1Qは、売上高66億円(前年同期比38.5%増)、営業利益17億円(同23.6%増)、経常利益17億円(同30.9%増)、純利益12億円(同30.7%増)と増収増益で着地した。対半期・通期の業績予想に対して進捗率が高く、PER等が低いため事業環境の不透明感も見られるが投資評価「1」を継続する。
予想ROE:21.2% PBR:3.6倍、来期予想PER:13.0倍、来期予想EPS成長率:19%
株価(8/10終値): 2,626円 Fモデルによる理論株価:3,251円(8月7日by山方秀之)

●朝日ラバー(5162)【 1→1】
「工業用ゴム事業が好調で四半期最高で着地」
1Q決算は売上高19億円(前年同期比8.8%増)、営業利益1.6億円(同14.7%増)、経常利益1.7億円(同17.6%増)、当期純利益1.2億円(同18.1%増)と増収増益かつ四半期最高(売上・利益)で着地した。増収増益の要因は、工業用ゴム事業で主力のキャップ付LED(ASA COLOR LED)とRFID用ゴムが2桁増収と好調であったからである。同セグメントは売上高16億円(同13.4%増)、セグメント利益2億円(同45.1%増)と大幅増益となった。
予想ROE:10.4% PBR:1.1倍、来期予想PER:9.5倍、来期予想EPS成長率:11%
株価(8/10終値):1,084円 Fモデルによる理論株価:1,475円(8月8日by山方秀之)

●豊田通商(8015)【 2+→2+】
「自動車生産関連が堅調、エレクトロニクス関連好調が持続、19/3期発進は順調」
19/3期1Qは自動車生産関連、非自動車生産関連(主にエレクトロニクス関連)好調が相俟って2桁増益で発進し、通期着地は計画上振れが見込まれる。さらには、20/3期以降も堅調な業績展開が見込める((1)トヨタ自動車以外での自動車生産関連取扱い増、(2)再生可能エネルギーやエレクトロニクス関連の好調持続、(3)アフリカ本部底打ち、(4)EV化とリチウム関連拡大が見込めることなどによる)が見込めるとの見方に変化はない。以上を踏まえると19/3期TIW予想PER9.6倍の株価は評価不足と考える。
予想ROE:10.0% PBR:1.2倍、来期予想PER:8.9倍、来期予想EPS成長率:7%
株価(8/10終値):3,755円 Fモデルによる理論株価:3,966円(8月10日by高田悟)


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