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今週の注目レポート

デンソー(6902)朝日ラバー(5162)日本動物高度医療センター(6039)

2017年11月24日

●デンソー(6902)【 1→ 1】
「トヨタグループ向け、グループ外向けがともに好調、計画を再度上方修正」
18/3期上期は一過性の要因に止まらず、想定以上の仕事量増加や費用削減が利益計画上振れに貢献したこと、大幅増益となり年間配当予想を上方修正したことなどがポジティブ。再度、上方修正した通期計画になお上振れ余地があること、トヨタ自動車生産台数が大きく伸びぬ中でもADAS(先進運転支援システム)関連製品の伸長、トヨタグループ外への拡販、M&Aなどにより19/3期以降も増収増益基調が見込めるとの見方に変化がないこと、などから投資評価は「1」を維持する。
予想ROE:8.6% PBR:1.5倍、来期予想PER:15.6倍、来期予想EPS成長率:8%
株価(11/24終値):6,343円 Fモデルによる理論株価:6183円(11月20日by高田悟)

●朝日ラバー(5162)【 2+→ 2+】
「2Qも過去最高の売上と利益を達成」
18/3期上期(4-9月)決算は、売上高36億円(前年同期比17.0%増)、営業利益2.7億円(同38.3%増)、経常利益2.8億円(同46.2%増)、当期純利益1.8億円(同24.2%増)と過去最高の売上と利益で着地。投資評価「2+」を維持する。業績進捗状況やビジネス環境が前回よりも更に改善されていることからTIWは業績予想を再度上方へ修正する。なお、株価の割安度は修正されつつあるため投資評価は維持する。予想ROE:9.8% PBR:1.4倍、来期予想PER:12.8倍、来期予想EPS成長率:11%
株価(11/24終値):1,291  円 Fモデルによる理論株価:1231円(11月22日by山方秀之)

●日本動物高度医療センター(6039)【 2+→2+ 】
「投資評価は2+を据え置き。利益のキャッチアップ能力高い」
ペットの高度医療に対するニーズの高まりから、診療件数は着実に伸びており、18年3月期2Q累計の診療件数は、再診を中心に前年同期比12%増の10,309件と半期では初の1万件の大台に乗った。このため、18/3期2Q累計の業績は、売上高11億円(前年同期比5%増)に対し、営業利益は1.7億円(同43%増)の大幅増益を達成した。川崎本院と名古屋分院の大型医療機器が減価償却の満了期間を迎えたことで、コストがほぼ横ばいに止まったことが大きく寄与した。
予想ROE:20.5% PBR:3.7倍、来期予想PER:15.4倍、来期予想EPS成長率:21%
株価(11/24終値):2200円 Fモデルによる理論株価:1794円(11月24日by杉山勝彦)

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