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今週の注目レポート

堀場製作所(6856)トヨタ自動車(7203)いすゞ自動車(7202)

2016年08月12日

●堀場製作所(6856)【 2+→ 2+】
「踊り場の自動車計測を半導体で下支え」
足元の業績は利益の踊り場にある自動車計測を半導体が下支えしている側面はあるが、自動車計測では環境規制に絡んだ国内外顧客の研究開発投資需要が今後継続的に伸びる公算が高い。TIWでは中期的な株価上昇を引き続き想定し、「アウトパフォーム」の見通しを維持する。
予想ROE:8.0% PBR:1.5倍、来期予想PER:13.7倍、来期予想EPS成長率:23%
Fモデルによる理論株価:4174円(8月8日by服部隆生)

●トヨタ自動車(7203)【 2→ 2+】
「減益とはいえ円高や震災影響を除けば1Qは実質増益で堅調」
1Qの営業利益は前年同期比15%減の6,422億円。為替変動影響▲2,350億円、諸経費増加他▲300億円、その他▲237億円などの減益影響を原価改善努力+900億円、営業面の努力+850億円(内台数・構成改善+700億円)などの増益効果で吸収できなかった。予想ROE:8.5% PBR:1.1倍、来期予想PER:10.2倍、来期予想EPS成長率:15%
Fモデルによる理論株価:6200円(8月8日by高田悟)

●いすゞ自動車(7202)【 2+→ 2+】
「国内CVの好調が持続、タイLCVに底打ち感あり」
1Qの営業利益は前年同期比25%減の368億円となった。原価低減活動+41億円、経済変動+23億円などの増益要因で売上変動/構成差▲38億円、費用増減他▲29億円、成長戦略関連費用▲40億円、為替変動▲82億円などの減益要因を吸収できなかった。1Q減益は想定内とし、会社は為替前提1米ドル110円を維持し通期計画を据え置く。
予想ROE:13.7% PBR:1.4倍、来期予想PER:7.7倍、来期予想EPS成長率:10%
Fモデルによる理論株価:2018円(8月10日by高田悟)

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