●ティー・ワイ・オー（4358）【1 →1】
「16/7期は、Ｍ＆Ａの寄与から中期計画の売上高達成は確実視できる」
15/7期3Q（8-4月）は、前年同期比で売上高は＋1.7％、営業利益＋11.0％、経常利益＋27.7％、当期利益＋112.5％であった。広告代理店取引は僅かながら減収となったものの、広告主直接取引が案件の大型化・多様化から6.0％増と伸びた。粗利益率の改善、販管費の抑制、営業外の改善、加えて特別損益での受取保険金の計上と貸倒引当金の減少から当期利益は大幅増であった。
予想ROE：17.0％　PBR:2.2倍、来期予想PER:11.0倍、来期予想EPS成長率：15％
Fモデルによる理論株価：224円 （9月1日by 藤根靖晃）

●サトーホールディングス（6287）【 2+→2+ 】
「TIW通期予想を見直し。株価に対する見方は不変」
16/3期1Q（4-6月）は、売上255億円（前年同期比9％増）、営業利益6.6億円（同57％減）となり、増収減益となった。営業利益は会社想定を9億円下振れた。これは粗利率の低下と一時的な費用増が要因。現在の株価には割安感があり、TIWでは今回も「アウトパフォーム」の見通しを据え置く。
予想ROE：9.3％　PBR:1.6倍、来期予想PER:13.9倍、来期予想EPS成長率：18％
Fモデルによる理論株価：2785円 （9月1日by服部 隆生）

●東プレ（5975）【 1→ 1】
「冷凍車が頗る好調、会社上期計画超過達成を見込む」
16/3期1Q（4-6月）は2桁営業増益で順調に発進。TIWは冷凍車の想定以上の好調から上期会社営業利益計画超過達成を予想。業績が想定どおり堅調なため、目標株価は従来どおり16/3期TIW予想PER14倍の2,680円程度を維持する。
予想ROE：9.0％　PBR:1.1倍、来期予想PER:10.4倍、来期予想EPS成長率：10％
Fモデルによる理論株価：3229円 （9月3日by高田悟）