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今週の注目レポート

横河電機(6841)堀場製作所(6856)島津製作所(7701)

2015年08月21日

 ●横河電機(6841)【2+ → 2+】
「運用・保守サービスが好調。通期業績予想を引き上げ」
16/3期1Q(4-6月)は、売上926億円(前年同期比12%増)、営業利益66億円(同2.5倍)となり、過去最高を更新。エネルギー・素材のプラント向けに設備更新や運用・保守サービスの関連需要が伸び、収益増を牽引した。会社側は為替前提の見直しを主因として通期の売上・利益計画を上方修正した。為替前提には若干余裕があり、制御の受注状況も良好で、受注残も積み上がっており、TIWでは修正後も達成可能と判断。今回小幅ながらTIW予想も見直した。
予想ROE:10.1% PBR:1.8倍、来期予想PER:15.7倍、来期予想EPS成長率:8%
Fモデルによる理論株価:1397円 (8月17日by 服部 隆生)

●堀場製作所(6856)【2 → 2】
「上期は半導体を中心に堅調に推移。株価に対する見方は不変」
15/12期上期(1-6月)は売上776億円(前年同期比14%増)、営業利益90億円(同60%増)となり、共に過去最高を更新した。半導体が好調な他、主力の自動車計測も堅調に推移し、全体の収益拡大を支えた。通期の会社業績計画に関しては、想定為替レートの見直し、MIRA社買収の損益影響、各部門の強弱感等を反映する形で修正された。TIW営業利益予想を従来の185億円から会社並みの190億円に修正する。
予想ROE:9.0% PBR:1.6倍、来期予想PER:14.8倍、来期予想EPS成長率:11%
Fモデルによる理論株価:4817円 (8月17日by 服部 隆生)

●島津製作所(7701)【2 → 2】
「計測が国内外で好調で推移。株価の見方は従来通り」
16/3期1Q(4-6月)は、売上713億円(前年同期比17%増)、営業利益36億円(同2.3倍)と大幅増益で、順調なスタートを切った。主力の計測機器が国内外で堅調に伸びたことに加え、円安も寄与した。会社側は順調な進捗を受けて、上期及び通期の業績計画を引き上げた。
予想ROE:9.7% PBR:2.7倍、来期予想PER:23.1倍、来期予想EPS成長率:11%
Fモデルによる理論株価:1159円 (8月20日by 服部 隆生)

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