キトー(6409)
14/3期上期は売上高176億円(前年同期比+10%)、営業利益11億円(同+56%)。増減益要因は、販管費増で-3.4億円、販売数量減で-3.3億円を為替要因+8.8億円、主に北米での製品値上げ+2.1億円でカバー。積極的な設備投資後の15/3期以降の業績伸長の確度が高いと予想している。TIW予想PER11?8倍台など、指標面の割安感は強い。株価判断は「Positive」を継続する。
ROE 10.57%、PBR 1.25倍、来期予想PER 8.1倍、来期予想EPS成長率45%
〔12月2日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 1→1〕
東プレ(5975)
上期の営業利益は前年同期比38%増の66.4億円となった。海外におけるプレスの受注増と冷凍車好調と円安効果により、国内でのエコカー補助金終了によるプレス数量減と海外強化に伴う償却費の増などを吸収し大幅増益。TIWは14/3期に会社以上の増益着地を予想。従来の強気見通しを維持する。
ROE 12.89%、PBR 0.89倍、来期予想PER 8.8倍、来期予想EPS成長率-21%
〔12月3日、担当:高田 悟、Analyst Impression 1→1〕
東洋ゴム工業(5105)
13/12期3Q累計(1-9月)の営業利益は246億円と過去最高となった。市場伸び悩み、原材料安などから乗用車向け市販用タイヤが国内外で価格下落圧力に晒されたが、採算が高い北米SUV用タイヤ好調、円安・原材料安効果で吸収した。14/12期は原材料安・円安効果に大きく期待は出来ぬが、北米SUV用タイヤ好調、高水準の稼働から増益を予想。TIW予想PERは7.7倍へ低下するなどを踏まえれば株価指標面も割安から強気の見方を維持する。
ROE 9.29%、PBR 1.23倍、来期予想PER 7.7倍、来期予想EPS成長率92%
〔12月5日、担当:高田 悟、Analyst Impression 1→1〕