NOK(7240)
TIWでは14/3期2Q累計(4-9月)計画上方修正は想定内で通期計画上方修正の確度が高まったと考える。シールの日系向け海外販売堅調と中国建機需要の戻り、FPC(フレキシブルプリント基板)での主要顧客向け減産影響の解消と歩留まり向上により下期業績は大きく上向くとの見方を維持。主力のオイルシール、FPCは世界トップシェアで引き続き市場拡大が見込める。これらを踏まえると、株価は評価不足と考える。
ROE 7.47%、PBR 0.96倍、来期予想PER 10.2倍、来期予想EPS成長率18%
〔7月22日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2+→2+〕
日東電工(6988)
6月の月次動向は前月比マイナスだが、前年同期比は2桁増収となっておりモメンタムは好調とTIWでは考えている。6月の前月比マイナスは、新製品の増加する9月以降へ向けた小休止と考える。株価は対TOPIXを上回る見方を継続する。
ROE 12.51%、PBR 1.97倍、来期予想PER 13.4倍、来期予想EPS成長率7%
〔7月24日、担当:高橋 俊郎、Analyst Impression 2+→2+〕
ダイハツ工業(7262)
1Q(4-6月)は軽販売悪化にも関わらず営業過去最高益。軽販売鈍化から今期業績は踊り場になるとの大方の見方を払拭した。また、(1)インドネシアで「LCGC(エントリーカー優遇策)」発足により台数増が見込める。(2)国内軽市場はさらに拡大が見込める。上期、通期会社計画は据え置かれたが、今後上方修正の公算が高い。
ROE 16.52%、PBR 1.85倍、来期予想PER 9.4倍、来期予想EPS成長率7%
〔7月26日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2→1〕