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今週の注目レポート

サンデン (6444) イートアンド (2882) JVCケンウッド (6632)

2012年12月14日

サンデン (6444)
TIWは、会社同様に生産・調達の現地化における収益寄与の具現化、合理化の上積み、そもそも中国での日系車不買影響は外資完成車メーカー中心であるため、影響が限定的と考え、下期は上期から大幅な収益増を予想する。また、同社の環境技術への評価は高く、中心となる国内自販機でシェアアップが見込める(従来の27%程度から12年は30%近くに上昇する見込み)ことに加え、指標面からも割高感がないことから、株価見通しをやや強気とする。
ROE 12.50%、PBR 1.06倍、来期予想PER 5.0倍、来期予想EPS成長率43%
〔12月10日、担当:高田 悟、Analyst Impression 2→2+〕

イートアンド (2882)
11月27日の東証二部上場以降、堅調な株価上昇が続いているが、新規出店が立地確保に苦慮している事による出店計画未達から13/3期は業績未達が懸念される。しかし、14/3期は新関東工場の生産性改善による食料品販売事業の原価率改善、外食事業の堅調な出店によって増収増益基調が維持されると考える。株価には割安感が強く、中長期的に徐々に水準を切り上げて行く展開を予想。株価が下押しする場面では投資タイミングと考える。
ROE 17.85%、PBR 1.35倍、来期予想PER 6.2倍、来期予想EPS成長率12%
〔12月12日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression 1→1〕

JVCケンウッド (6632)
新中期経営計画を発表。16/3期が最終年度であり、数値目標は売上高4,000億円、営業利益200億円、営業利益率5%など。計画は概ね想定内で、中期的な見方を変えるものではないと考える。これまでの構造改革は、CE(カーエレクトロニクス)においては競争力を高めた新製品の貢献や、HM(ホーム&モバイルエレクトロニクス)の採算改善でも一定の成果を上げている。株価に割高感は見られず、引き続き上昇余地があるとTIWでは判断する。
ROE 11.18%、PBR 0.81倍、来期予想PER 5.4倍、来期予想EPS成長率15%
〔12月14日、担当:服部 隆生、Analyst Impression 2+→2

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