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今週の注目レポート

フロイント産業 (6312) ホンダ (7267) トランザクション (7818)

2012年04月13日

フロイント産業 (6312)
12/2期実績は、機械部門主力の「HICOATER-FZ」を中心に新製品が好調で、米国子会社も8期連続の売上高更新となった。期末の受注残高は過去最高水準にある模様であり、13/2期にも好調が引き継がれる模様である(13/2期会社予想は売上高6.3%増、営業利益12.7%増)。
同社は無借金経営を続けており、2012年2月末現在で30.3億円の現金(資産価値)を保有している(ネットDEレシオ-0.33倍)事に加え、ROEも13/2期TIW予想ではほぼ8%と割安な事を考慮し、PBR1.5倍の評価は十分に可能と考える。
ROE 8.07%、PBR 0.57倍、来期予想PER 5.5倍、来期予想EPS成長率19%
〔4月11日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression 1→ 1〕

ホンダ (7267)
4月10日に、同社は北京で中国事業の中期戦略を発表。積極的に新機種投入、現地での更なる研究開発・生産能力拡大を目指す。13/3期は、二輪と金融事業の堅調持続、1米ドル70円台の超円高の修正などを勘案し、TIW予想営業利益を従来予想から750億円上方修正した。株価は欧州懸念台頭、超円高修正の一服と足元で調整中だが、13/3期V字回復見込みに変化無く、株式指標面から見ても、割安から強気の見方を継続する。
ROE 5.13%、PBR 1.23倍、来期予想PER 9.3倍、来期予想EPS成長率138%
〔4月12日、担当:高田 悟、Analyst Impression 1→ 1〕

トランザクション (7818)
12/8期2Q決算は、1Q決算の高い伸び率と比較すると減速したように見えるが、ほぼ会社計画通りに着地した。下期は、夏場におけるクール製品群(節電や暑さ対策に向けた)や通信関連、雑誌関連等の分野で大型製品の投入が期待される。現在、株価は2Q決算への期待感から足元の株価上昇が大きかった事から、一時的に調整にすることも考えられるが、財務価値とROE水準から考えれば、PBR2.0倍以上の評価が可能という見方に変更は無い。
ROE 19.22%、PBR 1.74倍、来期予想PER 6.6倍、来期予想EPS成長率20%
〔4月13日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression 1→ 1〕

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