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今週の注目レポート

東急リバブル(8879) トランザクション(7818)

2012年01月13日

東急リバブル(8879)
昨年10月のリテール売買仲介の売上高(契約ベース)が前年同月比8.9%減と落ち込んだことにより株価は急落したが、11月は同3.2%減、12月は同8.0%増と回復基調。ホールセールはCMBS(商業用不動産ローン担保証券)関連のデフォルト案件の取込みなどにより想定以上に好調。12/3期業績は概ね会社予想線で着地しよう。
リテール売買仲介の動向を踏まえ、13/3期TIW業績予想を前回予想からは下方修正したが、販売受託の回復を主因に大幅増益見込みであることに変わりない。
新中期経営計画では、積極的な出店によりリテール売買仲介を伸ばす方針で、14/3期に経常利益65億円(11/3期比24%増)を目指す。
ROE 9.61%、PBR 1.13倍、来期予想PER 8.5倍、来期予想EPS成長率27%。
〔1月13日、担当:堀部 吉胤、Analyst Impression 1 → 1 〕

トランザクション(7818)
業績上方修正への期待が高まったと言えるだろう。まだ1Q決算の段階であるので通期会社予想の変更は行われなかったが、会社予想の2Q累計(9-2月)営業利益(186百万円)に対する進捗率は81%に達している。
1月12日に発表された12/8期1Q(9-11月)決算は、売上高2,210百万円(前年同期比18.9%増)、営業利益150百万円(同2倍)と好調であった。
会社側によると、カスタムメイド製品で幾つか大口案件があり、化粧品がコンビニエンスストア向けに伸びた。特に大きなヒット商品は無く、押しなべて全体的に売上が伸びたとのこと。
ROE 19.22%、PBR 1.53倍、来期予想PER 5.7倍、来期予想EPS成長率20%。
〔1月12日、担当:藤根 靖晃、Analyst Impression 1 → 1 〕

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