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今週の注目レポート

フコク(5185) ドクターシーラボ(4924) ブリヂストン(5108)

2011年06月10日

フコク(5185)
会社側は決算発表時に12/3期業績予想を見送ったが、自動車生産の早期回復観測、主要製品のアジアでの堅調見込み、トラック・建機向けは復興需要が見込める、などの点を踏まえTIWでは増益を予想する。11/3期に海外子会社は、北米地域が黒字転換し、韓国、アセアン、中国も大幅な利益増を達成。2011年に入りタイでワイパー部品製造の新工場建設やインド・ベトナムでのブレーキ用ゴム製品強化のための自社工場建設や工場用地拡張を発表したことなどが注目される。株価指標面での割安感が強い。
ROE 10.96%、PBR 0.56倍、来期予想PER 4.2倍、来期予想EPS成長率 10%。
〔6月7日、担当:高田悟、Analyst Impression 2+ → 2+ 〕


ドクターシーラボ(4924)
11/7期3Q累計業績は前年同期比で、売上高13%増、経常利益16%増。主力製品アクアコラーゲンシリーズを中心に採算の高い通販部門が伸びた。震災の影響は軽微であり主要販路の通信販売と主力製品が堅調に推移している。6月8日に予想配当を一株当り3,200円から6,300円に引き上げるとともに、自己株式の取得を発表。
ROE 26.95%、PBR 5.02倍、来期予想PER 15.8倍、来期予想EPS成長率 12%。
〔6月9日、担当:高橋俊郎、Analyst Impression 2 → 2+ 〕


ブリヂストン(5108)
11/12期1Q(1−3月)決算は大震災の影響もあったが、前年同期比で55%増の大幅増益となった。原料高を販売数量増と価格転嫁によって吸収。国内新車向けは減少するものの冬タイヤや国内外でのトラック・バス向けが好調で数量を伸ばした。下期計画は据え置かれたが、天然ゴム相場の高騰が収まり同社計画前提より安値圏で推移している。値上げ浸透が今後も見込めることなどから同社計画を上回る着地が期待できる。
ROE 8.83%、PBR 1.21倍、来期予想PER 11.2倍、来期予想EPS成長率 19%。
〔6月10日、担当:高田悟、Analyst Impression 2+ → 1 〕


TIWではコンセンサス・データ等を利用して、独自に日経平均の今期予想ベース、来期予想ベースのROE、PBR、リスクプレミアム等を算出
しております。(詳しくは、以下のサイトをご覧下さい)
〔 http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?&action=tp1&sa=column&p=cat05 〕
こうして算出したマーケット参考値と個別企業の株価指標を比較し、さらにアナリストの予想を加味して選択をしています。
※文中のROE、PBR、PER等の数値は、特に断りが無い限りは、レポート発行時に算出した値です。

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