新神戸電機（6934）
電力供給不足に対応した新たな電力貯蔵システムの提案を発表。供給余力のある夜間に貯蔵し、昼間に給電することによりピーク時の事業活動維持を図る手段を提案。産業用蓄電池は、通信、鉄道、電力などの主要需要層のインフラ再建と補強需要からフル操業が続いている模様。12/3期は主力の自動車向けがユーザー企業の低操業の影響が懸念されるが、産業用蓄電池の好調と安定的な補修用需要で下支えすると予想する。
ROE 14.69％、PBR 2.19倍、来期予想PER 13.8倍、来期予想EPS成長率5％。
〔4月13日　担当：高田悟、Analyst Impression　2 → 2+〕

三菱ケミカルホールディングス（4188）
震災により鹿島事業所の2基のエチレンプラントが停止しているが、5月20日に1基再稼働を予定、もう1基も6月27日再稼働予定と公表。時間がかかると考えられていたバース（船着場）の修復にも目処がついた模様。自家発電により電力供給の問題はない。鹿島事業所の最短期間での再開はポジティブ材料。
ROE 10.22％、PBR 1.01倍、来期予想PER 10.3倍、来期予想EPS成長率0％。
〔4月12日　担当：高橋俊郎、Analyst Impression　　2- → 2+〕

（毎週3銘柄を選択しておりますが、今週は決算前でレポートが少ないこともあり2銘柄になりました）