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今週の注目レポート

ディスコ(6146) 大日本スクリーン製造(7735) タカラトミー(7867)

2011年04月08日

ディスコ(6146)
4月1日に11/3期の個別売上高の速報値を会社側が発表。845億円と通期計画(830億円)を上回った。LED向けレーザソーや電子部品向けダイシングソーの出荷が回復した。大震災の影響は主要生産拠点が広島に集中していることもあり直接的な被害はない。調達面でも現時点では影響は生じていない模様。計画停電実施の影響も殆ど無く、業績へのマイナス影響は小さい。
ROE 10.96%、PBR 2.06倍、来期予想PER 16.0倍、来期予想EPS成長率14%。
〔4月4日 担当:高辻成彦、Analyst Impression  2+ → 2+〕


大日本スクリーン製造(7735)
同社の主要生産拠点は関西(京都・滋賀)にあり、生産設備への直接的影響はない。唯一、製造部品を扱う子会社クォーツリード(福島)は建物が一部損傷したが、設備への大きな支障は無い模様。11/3期4Q(1-3月)は主力のSPEへの投資回復により再浮上した模様。計画停電の影響も無いことから12/3期業績への悪影響も少ないと考えられる。
ROE 27.0%、PBR 2.49倍、来期予想PER 8.0倍、来期予想EPS成長率4%。
〔4月6日 担当:高辻成彦、Analyst Impression  2+ → 2+〕


タカラトミー(7867)
震災によってキディランドは東北地方並びに関東地方の一部店舗で営業停止。ティンカーベルも営業停止している店舗がある。主力商品の玩具は、中国を中心とした海外で生産していることから生産面での影響は少ない。12/3期は米国の玩具・乳児用製品企業であるRC2 Corporation買収が成功すれば業績貢献が見込まれる。コスト削減で営業利益が100億円台まで改善しており指標面の割安感が強まっている。
ROE 17.90%、PBR 1.09倍、来期予想PER 6.1倍、来期予想EPS成長率7%。
〔4月6日担当:岡敬、Analyst Impression 担当変更 − → 2+〕

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