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今週の注目レポート

第一興商(7458) 日本光電(6849) ミネベア(6479)

2011年03月18日

第一興商(7458)
震災の影響は、業務用通信カラオケ機器(リース)1千台4億円相当とカラオケ店並びに飲食店の一部店舗の損傷とリリースされている。電力供給をはじめとしたインフラ面の回復が懸念材料として残るものの直接的な被害は限定的。シェアの低かった関西での営業強化を行うとともに、ホテル・旅館など中高年マーケットに対応する販路開拓を進めている。PER、PBRなど指標面では割安感が強い。
ROE 11.45%、PBR0.96倍、来期予想PER 7.5倍、来期予想EPS成長率7%。
〔3月15日 担当:岡敬、Analyst Impression 2+ → 2+〕

日本光電(6849)
震災の影響は、群馬県豊岡工場と埼玉県鶴ヶ島事業所で一部被害があったものの既に復旧している模様。国内は急性期病院向け生体情報モニタ等が堅調に推移、欧米市場も好調に推移している。新製品への承認待ちから中国向けが停滞しているが、中期的には収益貢献が期待される。PERなど指標面で評価不足が目立つ。ROE 9.82%、
PBR 1.07倍、来期予想PER 9.1倍、来期予想EPS成長率15%。
〔3月16日 担当:服部隆生、Analyst Impression 2+ → 2+〕

ミネベア(6479)
振動モータの不採算製品は2月で終息した他、HDDモータも生産効率の改善が徐々に進んでおり、12/3期の回転機器は大きな改善が期待される。電子機器ではLEDバックライトが順調に伸び、量産効果が製品ミックス悪化を相殺すると考える。ただし、2月以降のHDD向けピボットアッシーの販売が弱含みの模様であり、11/3期は営業利益で通期会社予想を10?15億円下回る可能性がある。震災の直接的な被害は確認されていないが、部品供給など間接的な影響には注視が必要である。
ROE 11.09%、PBR 1.35倍、来期予想PER 9.1倍、来期予想EPS成長率15%。
〔3月16日 担当:服部隆生、Analyst Impression 2+ → 2+〕

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