通期計画を下方修正、米州(北米・南米)事業が予想を下回る
<投資評価は「2」(Neutral)へ引き下げる>
24/12期2Q(4-6月)の調整後営業利益が減益に転じ、上期(1-6月)決算公表時に24/12期通期計画を下方修正したことがネガティブである。当面、株価の重しになるとみるためTIWでは今般、投資評価を引き下げる。とはいえ、上期は減益も乗用車用プレミアムタイヤの拡販や超大型鉱山用タイヤの販売堅調により調整後営業利益率は10.5%を確保し高水準の収益性を維持していること、下期(7-12月)は回復を見込み通期で営業段階増益を同社が見込んでいること、株価下落で株価指標面(24/12期TIW予想PER11.5倍等)にも割安感があるため、投資評価引き下げも「2」(中立)にとどめる。先ずは3Q累計決算(1-9月)決算で下期が同社想定通り上向くか見極めたい。
"・・・(高田 悟)
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2024年09月05日 掲載