26/3期は営業減益を同社は計画、将来投資による固定費増加や円高が影響
<投資評価は「2+」を維持、計画への懸念は不要と考える>
TIWでは投資評価は「2+」を維持する。その理由は、(1)25/3期は自動車関連分野の悪化を情報通信関連分野の回復等で補い営業段階で過去最高益確保の好決算となった、(2)26/3期は営業減益を計画も、①円高と中期的に数量増が見込まれる情報通信分野や半導体関連での固定費増加が減益見通しの主因であること、②円高による減益影響▲58億円を除く実力では数量構成差改善や合理化で固定費増加影響等をこなし増益を見込む内容であることなどから懸念は不要とTIWは考えること、(3)業績改善が課題の懸架ばね事業で米国やメキシコ拠点での合理化の進展等により26/3期は大幅増益を見込んだことがポジティブである、更には、(4)減益見通しとはいえ、26/3期は25/3期に次ぐ高水準の営業利益確保が見込める中、株価指標面にも割安感があること、などによる。
"・・・(高田 悟)
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2025年06月09日 掲載