計画上方修正により25/3期の営業利益は減益から増益見通しに転じる
<投資評価は「2+」を維持、業績は堅調も指標面が割安>
25/3期3Q累計(4-12月)決算では、①中核のチェーン事業がコストアップ等により減益となったが、受注増加や体質強化によるMC(モーションコントロール)及びマテハン事業の収益改善など他の事業でのカバーにより2桁営業増益を確保したこと、②日系の自動車生産台数が伸び悩む中でもハイブリッド車向け受注好調や欧州での新規案件の本格的立ち上がりなどによりモビリティ事業で2桁増益を確保したことなどが評価できる。また、計画上方修正により25/3期の営業利益は従来の減益から増益見通しに転じた点がポジティブである。更には、25/3期TIW予想PER10.5倍、実績PBR0.86倍などの株価指標面にも割安感があるため投資評価は「2+」を維持する。
"・・・(高田 悟)
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2025年03月27日 掲載