通期計画を上方修正、25/3期は営業段階増益見通しに転じる
<投資評価は「2+」を維持、株価指標面に割安感が強い>
TIWでは25/3期はトヨタ自動車(7203、以下トヨタ)を中心とした客先の生産台数伸び悩みや売価変動影響、固定費増加などにより一旦踊り場を迎えるとみていた。しかし、上期(4-9月)決算での計画上方修正により、客先の生産が伸び悩む中でも25/3期の営業利益予想が減益から増益見通しに転じたこと、決算発表と同時に配当方針変更により年間配当金予想の増配を発表したことなどがポジティブである。TIWでは事業環境の先行き不透明感は強いが25/3期は同社想定線での営業増益を確保するとみること、主要製品群の堅調な受注見通し等から26/3期以降も増益基調が続く公算が大きいとみることなどに加え、実績PBR0.65倍などの株価指標面にも割安感が強いため、投資評価は「2+」を維持。
"・・・(高田 悟)
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2024年10月31日 掲載