通期営業利益計画の30%を1Qで達成、25/3期は順調に発進
<投資評価は「2+」を維持、販売台数減も高収益を維持>
1日発表の25/3期1Q(4-6月)決算は2桁営業増益となり11.1%と高水準の営業利益率を確保した。TIWでは次の理由から投資評価は「2+」を維持する。①1Q決算では販売台数が前年割れとなった中で、円安が追い風になったとはいえ、原価改善とHEV(ハイブリッド車)販売比率上昇や価格改定による営業面の努力を高収益確保に結びつけたことが評価できる。また、②子会社にとどまらず同社自体にも認証不正が発生した中で仕入先/販売店支援を含む足場固めの強化継続の方針を示したこともポジティブである。更には、TIWでは、③1Qの順調な計画進捗等から25/3期通期計画には上振れ余地があるとみること、④認証不正問題はネガティブで同問題の先行きにはまだ不透明感が残るが、25/3期TIW予想PER11.0倍の株価は悪材料を概ね織り込み割安圏にあるとみること、などによる。
"・・・(高田 悟)
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2024年08月05日 掲載