メニュー

最新アナリストレポート

アナリストレポート要旨

マツダ(7261)

市場全体の影響による販売奨励金増加影響が大きく営業減益見通しに転じる

 <投資評価は「1」を維持、株価指標面に割安感が強い>
25/3期上期(4-9月)決算で通期計画が下方修正され25/3期は従来の増益から2桁営業減益見通しに転じたことはネガティブである。しかし、TIWは以下の理由から目標株価は2,500円を維持し投資評価は「1」を継続する。①計画下方修正の主因は上期を中心とした業界トレンド並みの販売奨励金の増加であるが販売奨励金は確りコントロールされており(主要米国での販売奨励金の変化率は日系自動車メーカーの平均変化幅並み)、2Q(7—9月)をピーク旧年式車の売り切りや商品力を強化した新年式車投入等により削減が進む見通しで、同要因による下期(10—3月)の減益影響は上期から大幅に減少する見通しある(因みに10月の米国の販売奨励金)は業界平均は上昇も同社は低下)、②ラージ商品販売増等により販売面は堅調に推移しており(上期は米国及びメキシコで過去最高の販売と市場シェアを達成)販売台数・構成変動による下期の前年からの増益影響は上期から大きく増加する見通しであることがポジティブである、③TIWでは株価低迷の中で悪材料は概ね織り込まれたとみており、25/3期TIW予想PER4.6倍、実績PBR0.37倍などの株価指標面に割安感が強いこと、などによる。
"・・・(高田 悟)

アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。https://www.tiw.jp/report/"

2024年11月18日 掲載

最新アナリストレポート TOPへ戻る