上期は大幅営業増益、営業利益率は11.7%へ上昇、モデルミックス改善等が寄与
TIWでは目標株価は2,700円を維持し投資評価は「1」を継続する。その理由は、①25/3期上期(4-9月)は大幅増収大幅営業増益の好決算、②営業利益率が11.7%(前年同期9.3%)へ上昇したことや、為替影響(+477億円)を除いても国内四輪事業での価格改定やモデルミックスの改善などにより営業段階で増益を確保したことで上期決算は同社の収益力の向上を示す結果となった、③上期は主要インドでの四輪販売が前年割れとなったが、在庫が適正水準となり、ディワリ期の販売が堅調に推移し通期では前年から販売台数増を同社が見込んでいることから上期の同国での販売減速への懸念は不要とTIWはみる、④通期利益計画の上方修正と年間配当金予想の増配(従来の1株当たり36円→40円へ修正)がポジティブであり修正計画には上振れ余地があるとTIWはみる、更には、⑤インド四輪車市場の成長取り込みによる中期的な成長見通しは不変であり、株価指標面(TIW25/3期予想PER8.3倍等)も割安などによる。
"・・・(高田 悟)
アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。https://www.tiw.jp/report/"
2024年11月11日 掲載