26/3期1Qは大幅営業増益で発進、ただし通期営業利益計画は下方修正
<投資評価は「2」(Neutral)に変化なし>
26/3期1Q(4-6月)は大幅営業増益でのスタートとなった。ただし、通期営業利益計画を下方修正し26/3期は営業減益幅が期初予想から拡大する見通しとなったことがネガティブである。当面、株価の重しとなろう。とはいえ、今般の計画修正で期初には織り込めなかった米国関税の影響を織り込んだことはむしろポジティブである。また、26/3期の減益見通しには外部環境悪化(同社は世界自動車生産台数は前年割れ、為替は円高を想定)の中で成長費用の増加(セプトン子会社化影響を含むLiDAR開発対応やインド新工場の増産対応等)が大きく影響しており、TIWでは、安全、安心、環境に寄与する同社主力製品群への受注堅調を中期的に見込むこと、1Q発表と同時に稼働低迷が続く中国で更なる生産体制の見直しを表明し中国事業の改善が中期的に期待されること、などから投資評価は「2」を維持する。
"・・・(高田 悟)
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2025年07月30日 掲載