26/3期1Qはストック型サービス堅調等により概ね順調にスタート
<投資評価は「2+」(Outperform)を維持する>
26/3期1Q(4-6月)は営業赤字となった。固定費と期末に集中傾向がある売上の関係から通常1Qは営業赤字となるので懸念は不要である。むしろ、26/3期1Qはモビリティソリューション関連において、前年の一過性売上の反動減があり、採算の高いカーナビ向けデータが伸び悩んだことに加え、人件費が増加した中でも、前年を上回る売上げを確保し、前年並みの小幅な営業赤字にとどめた点が評価できよう。TIWでは1Qはフローからストック型サービス[ GISパッケージやAPIサービス(同社の地図提供機能を顧客が顧客システムに取り込み生産性向上等に繋げることができるサービス)等]拡大へのビジネスモデルの着実な転換推進が収益の安定化に寄与していることを示す決算内容であったとみている。更には、1Qは概ね計画線で順調に推移したもようであり、26/3期は連続で営業段階増益と増配が見込めることなどから投資評価は「2+」を維持する。
"・・・(高田 悟)
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2025年07月30日 掲載