車載通信機器改善と回路検査用コネクタ好調により2Q以降は回復を見込む
<投資評価は「2+」(Outperform)を維持>
投資評価「2+」を維持する。その理由は、①23/3期1Q(4-6月)は外部環境悪化(自動車生産停滞やコストアップ等)による中核車載通信機器セグメント悪化から営業減益となった。しかし、TIWでは稼ぎ頭であり半導体検査市場向け中心の回路検査用コネクタは好調であり、車載通信機器の損益改善(在庫未実現利益控除額の減少やコストアップに対する販売価格見直し交渉進展を想定)を見込み2Q(7-9月)及び下期(10-3月)は営業段階で増益を想定すること、②従い、大幅営業増益、営業過去最高益を見込む同社23/3期通期計画達成は可能とみること、③続く24/3期は半導体不足緩和による車載通信機器及び無線通信機器の損益改善、能力増強を進める回路検査用コネクタの需要堅調を背景とした好調持続を見込むことなどからTIWでは連続で営業過去最高益更新を見込むこと、こうした中、④23/3期TIW予想PER9.2倍の株価には割安感があるとみることによる。
"・・・(高田 悟)
アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。https://www.tiw.jp/report/"
2022年09月15日 掲載