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アナリストレポート要旨

椿本チエイン(6371)

中核チェーンが好調もマテハン低迷が続く、1Qは2桁営業減益

 <投資評価は引き下げ「2」(Neutral)とする>
24/3期1Q(4-6月)はマテハン事業の低迷継続が目立つ決算となった。TIWでは前回レポート時に24/3期は米国マテハン子会社[Central Conveyor Company(以下CCC)]の収益改善目途付けにより同事業業績の大幅改善が見込めたため投資評価を「2」→「2+」へ引き上げた。しかし、1Qの厳しい決算を踏まえると24/3期に黒字化を見込む同事業の計画達成のハードルは高まったとみるため今般、投資評価を引き下げる。とはいえ、マテハンを除く3事業の1Q業績は同社想定を上回って推移しており、中核チェーン事業での高収益(1Qの営業利益率は17.3%)継続や、自動車生産回復からモビリティ事業の業績が上向く公算が大きいことなどを踏まえると、連結全体では24/3期計画の達成可可能とみることに加え、株価指標面に割安感が強いため投資評価引き下げとはいえ「2」(中立)にとどめる。株価の市場平均アウトパフォームには先ずはマテハン事業の収益改善が確りみえてくることが要件になると考える。
"・・・(高田 悟)

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2023年07月31日 掲載

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