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アナリストレポート要旨

マツダ(7261)

1Qの計画進捗に遅れがあるが、ラージ商品牽引により2Q以降挽回をTIWは見込む

 <投資評価は「1」を維持、株価は評価不足と考える>
24/3期1Q(4-6月)はプラス58億円の為替変動による増益効果を除いても採算の高いラ―ジ商品出荷増による台数構成改善により固定費増加等の減益影響を吸収し営業段階で確り黒字を確保したことが評価できる決算となった。一過性費用により1Qの計画進捗に遅れがみられるが、同社は2Q(7-9月)で十分挽回可能であるとしている。TIWでも台当たり利益は同社平均の約2倍という「CX-90」の北米での販売本格化や、物流問題から小売りに繋がらなかった在庫の未実現利益の実現等により2Q業績は1Qからかなり上向くとみており計画進捗に遅れがあるとはいえ通期計画達成への懸念は不要と考える。そして、24/3期は同社計画を上回る大幅営業増益での着地を見込むこと、更には、23/3期1Qを大底に基本的には商品力向上と収益力改善による業績回復基調にあることなどを踏まえると実績PBR0.60倍の株価を余りに評価不足と考えるため、投資評価は「1」を維持する。
"・・・(高田 悟)

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2023年08月09日 掲載

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