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アナリストレポート要旨

トヨタ自動車(7203)

上期の営業利益率は11.6%へ上昇、24/3期は大幅増益見通しに転じる

 <体質強化が一段と進む、投資評価は「2+」を維持>
1日発表の24/3期上期(4-9月)決算は大幅営業増益の好決算となった。上期決算では、①為替変動による増益影響を除いても確り増益を確保、②台数・構成改善(HEVやPHEVなどのハイブリッド車の収益性は従来のガソリンエンジン車に比べ高く、その販売台数増は構成改善に繋がる)や海外での価格改定が増益に大きく寄与した、③市場環境が厳しい中国でハイブリッド車堅調により前年並みの販売台数を維持、④営業利益率の大幅な上昇が体質改善の証左となった、ことなどがポジティブに評価できる。TIWでは通期予想は大幅に上方修正もなお上振れ余地があるとみる、ハードルは一段と高まるが継続的な体質強化とハイブリッド車販売好調等により25/3期も増益を見込むことなどに加え、24/3期TIW予想PER11.0倍などの株価指標面にも割安感があるため投資評価は「2+」を維持する。
"・・・(高田 悟)

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2023年11月02日 掲載

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