計画を上方修正、24/3期の営業利益予想は2桁減益から前期並みに転じる
＜投資評価は「2+」（Outperform)へ引き上げる＞
24/3期3Q累計（4-12月）決算では、①MC（モーションコントロール）事業が大幅減益となり、マテハン事業の損失か拡大したが、中核のチェーン事業の受注堅調継続と高収益確保などにより営業段階で増益を確保したこと、②通期営業利益計画を上方修正し24/3期は前回の2桁営業減益から前期並みの営業利益を確保する見通しとなったこと、③今般の計画修正では4事業（チェーン、MC、モビリティ、マテハン）全ての営業利益見通しを引き上げたこと、④年間配当金予想の増配、⑤マテハン事業で4Q（1-3月）に黒字化を見込んだこと、などがポジティブである。更にはTIWで25/3期は2桁営業増益を見込むことに加え、株価指標面にも割安感があるため投資評価は「2+」へ引き上げる。
"・・・（高田 悟）
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2024年02月26日 掲載