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アナリストレポート要旨

日産自動車(7201)

販売見通し下方修正も為替前提見直し等により24/3期計画は前回予想を維持

 <投資評価は「2」(Neutral)を維持>
販売の質の改善(商品価値に見合う価格設定、主要市場での台当たり売上高の増加等)に伴う収益力の改善が牽引し、同社業績は22/3期以降順調に回復し、24/3期も3Q累計(4-12月)までは堅調な業績展開が続く。また、株価指標面(24/3期TIW予想PER5.9倍、実績PBR0.41倍等)にも割安感が強い。しかし、TIWでは主要市場での競争環境の激化(良好な事業環境が続いた米国では半導体不足緩和による各社の供給力改善に伴う市場の正常化と競争激化や販売費用の増加、中国市場はローカルメーカー台頭による一段の競争激化等が想定される)などにより今後は利益成長の伸びが急減速するとみており、この点が株価の重しになるとみるため投資評価は「2」(中立)とする。先ずは来月(3月)中に発表を予定する新中期経営計画でどのような成長戦略が示されるかが注目される。
"・・・(高田 悟)

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2024年02月26日 掲載

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