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アナリストレポート要旨

シマノ(7309)

計画は上方修正も、自転車部品中心に依然需給調整局面が続く

 <投資評価は「2」(Neutral)を維持>
23日発表の24/12期1Q(1-3月)決算は大幅減収、大幅営業減益の厳しい決算となった。ただし、通期利益計画を上方修正し、最終段階利益予想が期初の減益から増益見通しに転じたことや、同日、自社株取得枠の設定を発表したことなどがポジティブである。また、TIWでは同社期初計画は中核自転車部品での需給調整局面の終了時期を見極め難い中で保守的に組まれたとみており、今般の計画修正では下期(7-12月)は期初予想が据え置かれていることから修正後の通期計画にはなお上振れ余地があると見る。ただし、それでも、コロナ禍での自転車人気から膨らんだ在庫の調整に時間がかかっておりTIWでは24/12期は営業段階では減益を見込むこと、特に自転車部品売上高(仕向地別)の約5割を占める欧州市場での店頭販売が力強さに欠け市場在庫が高めで推移しており市場在庫の調整にまだ進展の兆しが明確に見えないこと、などに加え、株価指標面にも特段割安感がないことから、投資評価は「2」(中立)を維持する。
"・・・(高田 悟)

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2024年04月24日 掲載

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