計画下方修正も25/3期は大幅営業増益見通しに変化なし
<投資評価は「2+」(Outperform)を維持する>
25/3期1Q(4-6月)決算での通期営業利益計画下方修正はネガティブだがTIWでは次の理由から投資評価は「2+」を維持する。①実績PBR0.68倍の株価には下方修正等の悪材料は織り込まれたとみる、②半導体市場の落ち込むや携帯通信機器市場での過剰在庫解消の動きなどに伴う半導体後工程検査用治具や電子機器用微細コネクタなどの販売減少により24/3期業績は急激に悪化したが、1Qは前年同期、前期4Q(1—3月)から増収営業増益となり業績は回復基調にある、③車載用アンテナを主要製品とし売上比重が高いVCCSセグメントの収益改善がかつて課題(同セグメントは24/3期に黒字転換)であったが1Qは大幅増益となり同セグメントで確り黒字を確保したことがポジティブである、④計画下方修正も25/3期は大幅営業増益見込みである、などによる。
"・・・(高田 悟)
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2024年09月12日 掲載