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アナリストレポート要旨

マツダ(7261)

7月、8月の生産、販売は堅調に推移、北米の販売が大幅に伸長

 <投資評価は「1」を維持、引き続き評価不足とみる>
TIWでは目標株価は2,500円を維持し投資評価は「1」を継続する。その理由は①25/3期1Q(4-6月)は円安によるプラスがあったとはいえ出荷台数増等により大幅営業増益の好決算、②8月の同社速報から生産、販売は足元、堅調に推移しており上期(4—9月)も堅調な決算が見込まれる、③特に1Qとして過去最高のシェア達成の米国市場を中心とした北米での販売好調が2Q(7-9月)に入っても続いていることが注目される、④一方で、米国での販売奨励金増加への懸念が市場にあるとみられるが、TIWでは販売力は着実に向上しており、増加したとはいえ、米国での台当たり販売奨励金は市場平均以下にとどめており、加えて、2Q(7-9月)をピークに販売奨励金は減少していく見通しであると同社がしていることなどから過度な懸念は不要と考えること、などに加え、⑤25/3期はラージ商品を梃子としたトップラインの伸長と台数・構成改善により営業段階で増益が見込める中で、25/3期TIW予想ROE10.62%に対し実績PBR0.41倍の株価は余りに評価不足と考えることによる。
"・・・(高田 悟)

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2024年09月30日 掲載

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