主力の二輪は堅調も二輪以外の見通し悪化から計画を下方修正
<投資評価は「2+」を維持、来期は回復をTIWは見込む>
TIWでは投資評価は「2+」を維持する。その理由は、①24/12期3Q累計(4—12月)決算では、高収益のマリン事業が船外機の在庫調整局継続等により減益となり、二輪車以外の各事業の市況が厳しい中でも二輪車事業の好調により営業段階で微増益とはいえ増益と高水準の利益(営業利益率は10.2%)を確保した、②通期営業利益計画は下方修正となったが、理由の大半が来期に向けた一時費用影響[3Q(10-12月)にはSPV事業(電動アシスト自転車等)で構造改革の一環として在庫や部品の評価減を行う、また計画修正にあたり不振事業でのこれらのコストは来期に向け可能な限り今期中に計上すると同社は表明)であり、来期以降この効果が表れると期待できるためTIWでは下方修正をむしろポジティブに捉えた、③後述するがTIWは25/12期は営業増益を予想する、などに加え、④株価指標面(24/12期予想PER8.6倍等)にも割安感が強いこと、などによる。
"・・・(高田 悟)
アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。https://www.tiw.jp/report/"
2024年11月19日 掲載