3Q累計は重点商品販売推進等により大幅営業増益、営業過去最高益
<投資評価は「1」へ引き上げ、業績好調も割安感が強い>
24/12期3Q累計(1-9月)の営業利益はWLTR(20インチ以上のワイドライトトラック用タイヤ)等の重点商品の販売促進等により過去最高となり、営業利益率は18.1%を確保した。3Q累計決算では為替によるプラス影響を除いても販売要因の改善等により確り営業段階で増益を確保したこと、課題の自動車部品事業で売上は前年割れも生産体制見直し等により確り黒字を確保したことなどが評価できる。また、中間時点に続き通期営業利益計画を上方修正したが24/12期着地は修正計画を上回るとTIWはみる。WLTRを中心とした大口径タイヤの競争力は高く、主要北米での高付加価値商品販売堅調により業界トップレベルの高水準の利益確保が続く中、TIW24/12期予想PER5.6倍などの株価指標面にも割安感が強いため、目標株価は4,000円(TIW25/12期予想PER約10倍に相当)とし、投資評価は「1」へ引き上げる。
"・・・(高田 悟)
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2024年11月25日 掲載