上期は赤字がストックサービス拡大等の売上構成変化により大幅に縮小
<投資評価は「2+」を維持、上期赤字は大幅に縮小>
同社業績は固定費が年間を通じて発生する一方で、売上高が期末に集中する傾向があるため通常上期(4—9月)は大きな営業赤字となる場合が多い。しかし、今上期は前年から営業赤字が大幅な減少となるポジティブな決算となった。カーナビ向けに加え、ストック型サービス[ GISパッケージやAPIサービス(同社の地図提供機能を顧客が顧客システムに取り込み生産性向上等に繋げることができるサービス)等]などの高収益商材の販売堅調が大幅な赤字縮小に寄与したことが高く評価できよう。更には、上期の通期計画に対する進捗は順調であり、価格改定効果拡大やストック型ビジネスの積み上げなどにより大幅営業増益を目指す同社25/3期計画の達成の確度が高まったとTIWではみることなどから、投資評価は従来通り「2+」を維持する。
"・・・(高田 悟)
アナリスト見解(アナリスト・インプレッション)も含めたTIWレポート詳細をご覧になりたい方は、弊社レポート提供先までお問い合わせ下さい。https://www.tiw.jp/report/"
2024年11月25日 掲載