成約台数増加等により上期営業利益は上振れ、通期営業利益計画を上方修正
<投資評価は「2+」を維持、中核事業が堅調推移>
TIWでは投資評価「2+」を維持する。その理由は、①25/3期上期(4-9月)は売上高、営業利益が過去最高となる好決算、②上期決算では中核のオートオークション事業での市場シェア(1-6月の出品台数)上昇、成約車両単価での業界平均との差の拡大などが注目される、③通期営業利益計画を1Q(4—6月)決算公表時に続き上方修正し、年間配当金の前回予想からの増配を表明したことがポジティブだが、営業過去最高益更新を見込む通期計画には更に上振れ余地があるとTIWはみる、④市場シェアの更なる拡大が見込める中核オートオークション事業の収益力が高く(同事業の上期の営業利益率は64.7%)、同事業での稼ぐ力を背景とした関連事業の強化・拡大により中期的にも堅調な業績展開が見込めるとのTIWの見方に変化はない、⑤強固なキャッシュポジションから高い株主還元の継続が期待できる、以上を踏まえると⑥25/3期TIW予想PER19.3倍などの株価指標面にも特段割高感はないとTIWは考える、ことなどによる。
"・・・(高田 悟)
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2024年12月11日 掲載