下方修正により25/3期営業利益は増益から減益見通しに転じる
<投資評価は「2+」を維持、来期は増益に転じるとみる>
TIWでは投資評価は「2+」を維持。その理由は、(1)中間時点での25/3期計画下方修正はネガティブだが、要因はMC(モーションコントロール)事業での数量回復の遅れやマテハン事業で売上案件獲得見通しが高かった点にあり、両事業とも体質改善が着実に図られていることから過度な懸念は不要とTIWは考える、むしろ、(2)25/3期上期(4-9月)決算では、①中核のチェーン事業で高収益の北米需要が一服も営業利益率15%台という高収益率を維持したこと、②日系自動車生産前年割れにも関わらずモビリティ事業でハイブリッド車向け好調等により2桁増益を確保したこと、③マテハン事業の赤字の大幅縮小を図ったことなどが評価できる、また、(3)25/3期は営業減益見通しとはいえ4事業全てで前期から増収を同社が見込んでいることやチェーン及びMC事業で11月より値上げを進めていることなどがポジティブである、更には(4)26/3期は数量回復と値上げ効果等により増益に転じるとTIWはみることに加え、株価指標面にも割安感が強いことによる。
"・・・(高田 悟)
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2024年12月18日 掲載