主要米国市場で販売は堅調も、グレードミックスが下方へシフト
<投資評価は「2」(中立)へ見直す>
25/3期3Q累計(4-12月)決算では25/3期通期営業利益計画は据え置かれたが、米国でのグレードミックスの下方へのシフトの影響などから従来、前期から886億円の増益効果を見込んでいた25/3期の台数構成改善影響を160億円下方修正し726億円の増益見通しに下方修正した点がネガティブである。また、関税や為替影響など、同社事業を取り巻く外部環境に従来以上に不透明感が増していることから今般、TIWは投資評価を引き下げる。とはいえ、主要市場の米国で商品力により台数成長(3Q累計の米国販売台数は前年同期比18%増、過去最高)が確り図れていることや販売奨励金が適切にコントロールされていることが評価でき、25/3期TIW予想PER4.5倍、実績PBR0.36倍などの株価指標面にも割安感が強いため投資評価は引き下げも「2」にとどめる。
"・・・(高田 悟)
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2025年03月03日 掲載